
マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマ肺炎とは
マイコプラズマ肺炎は、肺炎の一種でマイコプラズマという微生物が原因となって発症する肺炎です。マイコプラズマが肺へ侵入して炎症を起こすと発症します。
【症状】
マイコプラズマ肺炎は、激しい咳が出るのが特徴です。加えて発熱をすることも多く、38~39度の高熱が一週間続く場合もあります。
【予防】
マイコプラズマ肺炎は飛沫感染で拡がっていきますので、手洗いとうがいが効果的です。流行している場所へ行くときはマスクを着用しましょう。
【潜伏期間】
潜伏期間は1~3週間で、この期間中も排菌しているといわれています。
【感染しやすい時期】
秋から冬にかけて流行します。5~12歳の感染が多く、幼稚園や学校で集団的に感染することも多い病気です。
【治療方法】
マイコプラズマという微生物を撃退する抗菌薬での治療が主に行われるほか、咳がひどいと鎮咳薬や去痰薬が処方されます。症状が重く、食事から栄養がとれない場合などは入院になるケースもあります。自宅では部屋を暖かくし乾燥しないように加湿しましょう。水分補給もこまめに行い、消化の良い食事を行うことが大切です。