
しょう紅熱
しょう紅熱とは
しょう紅熱とは、咽頭炎の一種でもあるA型溶連菌がのどだけでなく全身に広がり、発疹が出る病気です。幼児~児童期の子どもに多い病気です。
【症状】
突然熱が出て、のどが痛くなります。その12~24時間後に体に赤い発疹が出てきて、一週間ほどで皮が剥けてきます。
【予防】
A型溶連菌による感染が原因なので、A型溶連菌が流行している時期は手洗いやうがいを細目に行いましょう。溶連菌感染者となるべく接触しないようにしてください。
【潜伏期間】
潜伏期間は1~7日といわれています。熱が下がれば感染力が下がりますので登園・登校可能です。
【感染しやすい時期】
溶連菌が流行する秋~春にかけては注意が必要です。
【治療方法】
まずA型溶連菌の治療が行われます。抗菌薬を決められた期間(約10日)内服してください。途中で内服を止めると、生き残っている菌が腎炎やリウマチを起こす場合があります。