
子供の嘔吐
子供の嘔吐は大人に比べると比較的多いといわれています。 その理由でもっとも考えられるのが、ウィルスによる胃腸炎かと思われます。
ウィルス感染の場合は、
- 突然、嘔吐や下痢の症状が出る
- 高熱(38度以上)にはならない
特に、子供は集団生活を行っているため、ウィルスが蔓延しやすく、集団での感染といったことが起こります。 特に冬場は乾燥で、菌が蔓延しやすく、また寒さから体調も崩しやすいという点が考えられます。
子供が嘔吐した場合気を付ける事
脱水症対策
嘔吐と下痢を繰り返すと心配になってくるのが脱水症です。 そのため、吐くと水分を飲ませようとしますが、一気に飲ませると胃に負担がかかり余計に辛くなります。 しかし、ずっと水分を取らないわけにはいかないので、嘔吐や下痢の症状が少し落ち着いたらスプーンなどで少しずつ水分を取らせるようにしましょう。 また、食事も水分がきちんと摂取できるようになってからで十分なので、無理に与えないようにしましょう。
頭を強打した後の嘔吐ではないか
子供が嘔吐する原因の一つに、頭に強い衝撃を受けた場合があります。 これは、外部から脳への強い衝撃によって嘔吐中枢が刺激されたり、自律神経の一時的な乱れによって起きるものと言われています。 しかし、念のため医師に確認することをお勧めします。
頭痛、言葉が出ない・・。手足のしびれがある
脳に腫瘍がある場合に起きるといわれているのが、吐き気と嘔吐、手足のしびれや言葉が出ないといった症状です。 また、インフルエンザや高熱による脳症、髄膜炎なども嘔吐する場合があります。 高熱がある、吐き気と共に頭痛がある、手足のしびれや言語に支障が出ているなどの症状がある時はいち早く病院を受診しましょう。各種ウイルスに対して効果があるとされている次亜塩素酸水等を活用し除菌対策も致しましょう。